2015年9月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
無料ブログはココログ

« #409 音楽に関する記憶 | トップページ | #411 激美味鍋 »

2006-02-10

#410 音楽に関する記憶 Part2

#409で紹介したエピソードと同時期(くらいだったと思う。たぶん)にあった別の話を。

幼稚園で,なんか発表会みたいなの,あるじゃないですか。芝居したり歌ったりして,それを父母が見に来るみたいなの。

それで合奏をすることになってたんですよ。合奏ったって幼稚園児ですからね,ピアニカとか木琴とかそういうのでメロディを奏で,あとはタンバリンだの鈴だの太鼓だのといったパーカッション系で音の厚みを出すみたいなアレンジ。

確かオレは最初は鈴担当だったのよ。左手に持って右手で左手首を叩いて音出すの。"ウンチャッチャッ ウンチャッチャッ"って,3拍子だったような気がする。これは単純なプレイだったので,「あぁ,楽勝だなぁ」とのんびりしてた。

そしたら,直前,たぶん2日くらい前だと思うんだけど,に指揮をするやつが当日来れないということになった。理由は覚えてないんやけど。そのとき,オレの担任の先生から,なぜかオレが指名された。「彼の代わりに振りなさい」と。

そんなん聞いてへんやん。こっちはのんびり鈴振ってんのに,いきなり指揮者やで。しかも直前に。

当然びびるし,尻込みするわけです。「そんなん,いややぁー!」って。確かすっげー泣いたような気がする。そしたら,わざわざ先生が母親に「説得してもらえませんか?」って言ってきた(らしい。後で母親に聞いた)。

で,説得と言うか命令と言うか,まぁ,とにかくやらなきゃいけないってことになって,時間がないので,前日に1回だけリハがあるから,それで全部合わせろと。

まぁね,指揮者って言ってもやることって音を出すタイミングに合わせて楽器の方を指揮棒で指す,これだけなんですよ。言っちゃえばダンスみたいなもんです。先生に言われるとおりに「ハイ,ここで太鼓を指差して,次はトライアングルね」とかって振り付けされてるような感じ。それを1回の練習で覚えろって言われて,とりあえず必死で覚えた。家帰ってからも「ここでこうして,ほんで次はこう,やったっけ?」とかやってた。

そうやって迎えた翌日,本番。もう無我夢中ですよ。覚えたポーズをタイミングに合わせて繰り返す。やたら汗をかいて,終わったあとはもうヘトヘト。

だけど「なんか,気持ち良いな」と思ったのは,はっきりと覚えています。

今思うと,直前ギリギリ/バタバタのスリルとか,本番を無事に乗り切った安堵感とか,前からは楽器を演奏している友達,背中からは父母や先生,つまりその場に居たほとんどすべての人から「注目されている」という感覚とかが入り混じったような気分に,快感を感じていたのかもしれません。

このエピソードが,その後の私の人格形成や音楽との関係にどんな影響をもたらしたのかは,わかりません。が,いまでもあの妙に高揚した気分は強烈に記憶に残っています。

« #409 音楽に関する記憶 | トップページ | #411 激美味鍋 »

コメント

それはQちゃんと同じ先生でしょうか。だとすればやはり先生はわかっていたんだよ。

「この子のQは、ホンモノよ!」
よしんば違う先生だったとしても、きっと引き継ぎが行われていたのです。(^^)

先生は違う人だったけどね。

Qちゃんのときは先生もフォローしてくれなかったからなぁ。なんか,「ハイハイ,バスが来ましたよー」とかってその場を取り繕ったような気がする。

先生トータルでの埋め合わせだったのか…。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/25340/8579714

この記事へのトラックバック一覧です: #410 音楽に関する記憶 Part2:

« #409 音楽に関する記憶 | トップページ | #411 激美味鍋 »