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2005-08-29

#378 演奏中の飲食

思い出話ついでに,前回のケイル&スペディング(いま命名)の続き。

ジョン・ケイルは,1曲だけ前に出てきてアコギを抱えて歌ってたけど,あとは全部ピアノの前に座ったまま。ピアノって言ってもYAMAHAのCP-80だったんですけど。って,この辺が時代を感じさせますが。

で,そのCPの上にマグカップがずらっと並んでたわけです。多分5~6個くらい。で,1曲歌うたびにそのカップ取り上げて,グイッっと飲んではまた次の曲を始める。それの繰り返しでした。

「あれはきっとアルコールなんかが入ってるのかなぁ,それにしてもなんでマグカップなんだ?」などと,オレは想像をたくましくしていたのですが,ステージが始まって1時間経たないくらいですべてのカップの中身を飲み干してしまったのでした。ジョン・ケイルは空のマグカップを掲げて,バーの奥に居るバーテンのあんちゃんにこう言いました。

"hot water, please"

お湯だったのね。 しかも飲み方がけっこうグイグイ行ってたんで,たぶんぬるま湯くらいの温度の。

あぁ,彼はボーカリストなんだねぇ。喉をいたわりつつ潤しつつ歌ってたんだろう。そんな汗かいてる感じでもなかったから,水分補給ってことじゃなく。

して,ふと横を見ると,こちらは演奏の合間ごとに,おそらくウィスキーと思われる液体をワンショットグラスで何杯も流し込んでいるクリス・スペディング。ひと口で飲むたびに,いかにも「キクーッ,胃の腑に染みるぜっ!」みたいな顔して大きく息を吐いておりました。

演奏が進むに連れて,クリスの顔は明らかに赤くてモロ酔っ払いのそれになっていくのだけど,演奏がよれてしまうことはない。むしろ最初は少し探ってる様子だったのがドンドンリラックスしていく感じで,表情も豊かになっていったのでした。

あれは酒のチカラなのか,それとも音楽のチカラだったのか…。

あぁ,曲は全然覚えてないのに,なんでこんなことを鮮明に覚えているのだろう,オレは。

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