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2005-07-12

#365 ダンダンブエノ

すんません,ずいぶん放置してしまっておりました。

ということで,もういつ見たんだったかすら忘れてしまったお芝居,劇団ダンダンブエノの「礎(いしずえ)」の話。

もともとは,まきちゃんオセロの松嶋のファンで,彼女が芝居をやるということで,ナマ松嶋目当てで行くことにしたのでした。

会場は青山円形劇場。円形劇場というだけあって,真ん中に舞台,周囲をぐるっと客席が取り巻いているという変わった配置。しかも前から10列ぐらいしかないから,舞台が近い近い。すぐそこで芝居やってるので,それだけでちょっとドキドキ。

芝居のほうは,それぞれの力関係がなんか微妙な感じの登場人物4人。女優。その夫にして女優の大学時代の恩師。女優のマネージャー,マネージャーの大学時代の後輩にして女優の元カレで今は大金持ちの男。この4人がそれぞれの強みや弱みを持っていて,4すくみ状態になってるわけです。この辺は説明しはじめるととってもややこしいので省略。

で,この4人が大金の入ったバッグを巡って「ああだこうだ」するというのがこのお芝居の基本の流れなんですが,人間関係というか心理的な関係が複雑なので,会話が常にぎこちないのですよ。台詞と台詞の間が微妙にあいてたりして。このあたりの空気感が,アタシ的には非常にツボで,大変楽しめました。

って,読んでる人には全然わかんないでしょ? そんなん,説明すんの難しいねんって。聞きたい人は飲みながら,ということで。

パンフやらネットやらで,この劇団について書かれてることを読んでみたりしたんですが,主宰の近藤芳正さんが「やりたいことは,究極のあて書き」と言ってるのを見つけた。

そのために,この劇団では劇作の際に出演者で山ほどエチュード(設定だけ決めて台本無し,数人が即興で演技を行う,まぁ,レッスンのひとつみたいなもん)をやって作家に見せて,そこから台本を膨らましていくというやり方をしてるらしい。ジャム・セッションやな。そうやって作っていくというのが,なんかカッコイイというか興味深い。

そういえば,何年か前にフジテレビの深夜番組で,近藤さんと田中要次さん(最近よくいろんなところで顔を見る)の二人で,まさにエチュードみたいなことをやってたのを思い出した。

場所の設定とラストシーンだけを決めて,役者二人の設定はそれぞれが勝手に決める。お互いは登場してくるまで相手がどんな衣装でどんな人なのかも判らない。相手が何を言い出すかもわからない中で,手探りしながら共有しているラストシーンへとドラマを導いていくというのが,見ていてとてもスリリングであった。

その後,同じような番組を見かけないので,あれは試作だったのかもしれんな。

芝居って,面白いね。

やっぱり,なんか好き。

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