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2004-06-09

#279 笑いの世界

筒井康隆桂米朝師匠の対談本"笑いの世界"読了。

片や文豪,片や上方落語の最高峰が笑いを巡る対談をした。これは見逃せんとばかりに飛びついた本。

朝日新聞に一部掲載されたらしいけど,本人たちがあまりに面白がったため全部を本にせんか?と。それではちょっとボリュームが足らんということで追加でもう一回対談して,それがこの本になったとのこと。

たしかに面白い。落語はもちろん,映画や漫才にはじまって歌舞伎,狂言,踊り,幇間芸にまでいたる幅広いジャンル,それも中世から現代までの時代を網羅して,とにかくいろんな「芸事」についての会話が繰り広げられる。二人の博識ぶりには圧倒されるで。

さらに二人の語り口が関西弁,特に米朝師匠のソフトな口調がよく文章に表現されていて,読み心地も良い。"味の招待席"を知ってる人はあの雰囲気が文章で読める。それだけでも嬉しい。

この読みやすさで芸の芳醇な世界を垣間見られるというのは,ずいぶんとお得な体験だと思うよ。

ただ,もう少し笑いについての分析というか,そういう突っ込んだ内容を期待してたところもあり,その部分は少々物足りんかなぁ。

こういうのって,興味ないひとは読み進めるの辛いやろうなぁ。オレは楽しかったけどさ。ま,興味をお持ちならご一読を。

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